April 21, 2020

ハワイの日本人墓地

 ハワイの玄関口ホノルル国際空港が、2017年4月27日から、正式名称が『ダニエル・K・イノウエ国際空港』と変更となりました。
ダニエル・イノウエ氏は、ハワイ生まれの日系二世ですが、アメリカ人としてアメリカ軍に志願し、戦後政治家として日系人初のアメリカ合衆国上院議員となり、その栄誉から空港にその名がつけられました。
そのホノルルから飛行機で40分ほどのマウイ島のカアナパリはハワイを代表するリゾートエリアで、一流ホテルと美しいビーチが有名で、日本人も多く訪れます。
Maui-sunset そのリゾートの端にひっそりとHanakaoo Cemeteryという日本人墓地があります。墓石には漢字で戒名と没年が記されていますが、訪れる人もいないのでしょう、ほとんどの墓石には墓花もなく、荒れ果てた墓地です。
明治の終わり頃、多くの日本人が夢を抱いてハワイへ渡りましたが、現実はサトウキビ畑の過酷な労働が待っていました。しかし、彼らは日本人移民としてハワイで住み、現地のアメリカ人達と付き合い、生きてきたのです。
彼らの苦労があったからこそ、今多くの日本人がハワイを訪れることが出来るのです。
今日の私たちは国際親善や、国際交流と言うと「国籍、人種、宗教等の区別なく我が国と世界各国の相互理解の増進及び友好関係の円満な発展を助長すること」と簡単に言いますが、前述の日本人移民がまさにそのルーツと思います。
その日本人墓地の墓石は、すべて夕日の沈む西の方に向いて建てられています。
帰りたくても帰れない、ふるさと日本の方角に。 (638文字)

 

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April 11, 2014

The Gift of the Magi

カツラの材料の人毛の供給元は世界中でインドが一番だそうです。
調達ルートは、大きく二通りあります。20130304202212
一つは 髪の長い女性が、毎日櫛で髪をとかした時に抜ける髪を集めておいて、それを業者が各家庭を回って購入する方法。
一方ヒンズー教の寺院では、願い事が叶った時の感謝の捧げ物として、金品ではなく、髪の毛を捧げるのだそうです。特に貧しい家の女性達は金品を捧げることができないので、一番大切な物である、髪の毛を捧げるのだそうです。
寺院には 剃髪用の部屋もあり、多い日には一日1,000人もの女性が剃髪するのだそうです。
そして、各寺院はその髪の毛を業者に売っているのです。

捧げた物をどうしようとそれは寺院のかってとはいえ、いささか違和感を感じます。
オー・ヘンリーの「賢者の贈り物」の「デラ」のように、美しい話にはなり得ないと思います。
(359文字)


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August 20, 2013

Road to Maui 2013 32days to a start

Dsc00214_2世界陸上選手権も終わり、深夜のTV観戦から解放されています。
マラソン解説者の増田明美さんのコメントは、いつも選手のことを思い遣った内容で好感を持って聞いています。

成田高校時代の鮮烈なデビュー、ロサンゼルスオリンピックの途中棄権の挫折とランニング人生の天国と地獄を見てきた選手だからのコメントだと思います。
ある方がブログで、『テレビのアナウンサーが「キロ3分10秒で通過、遅いペースですね」と実況しますが、一度そのスピードで自分で走ってから実況しろ。』と書いていますが、全く同感です。

2006年のマウイマラソンでは、ゲストランナーとしてご主人と一緒に走られ、完走者パーティには、元オリンピックのエリートランナーが、私たち同じ完走者メダルをかけて参加されていました。
写真は、初マラソン完走したことを報告した家内に「おめでとう」と拍手をしてくれている増田明美さんです。 横はご主人。


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August 06, 2013

Road to Maui 2013 46days to a start

マウイ島はアメリカなので度量衡の単位が異なります。私たち日本人にとってこの度量衡が異なる事は、かなりのストレスを生み出します。

Dsc00107レンタカーを借りてまず右側通行でストレスがありますが、それよりスピードが問題です。スピードメーターが70を指していて、「えーっと1.6掛けて げーっ110kmも出てる」と慌てる事があります。


スーパーマーケットでは、牛乳やジュースがガロンで、牛肉がパウンドでどれだけ買ったらいいのか検討がつきません。
ガソリンスタンドの価格表示もガロン当たりの値段で表示されているので、すぐには高いのか安いのか直感できません。
もちろん、気温の表示も℃ではなく℉なのですが。まあ、マウイ島は年中暑いからあまり気温は気にすることありません。

Dsc00138さて、マウイマラソンはフルマラソンですから、42.195kmです。これは26.2マイルとなります。
アメリカの大会ですから、コースの表示はマイルが中心です(もちろんkmもあります)。
私や家内も大会では、目標タイムと設定のスピードがあり 「キロ当たり5分30秒で走る」などとレース前に決め、スプリットタイムを計りながら、ペースを維持してがんばります。(ちなみにこれだと4時間以内に完走できる設定です)
ところが、km表示とマイル表示が混在していると、レースの後半などは疲れて、頭も朦朧としてきて、ワケがわからなくなってしまいます。

間寛平さんなどは、マイル表示しかない海外の大会で、キロ5分で走る設定でスタート。
最初の1マイル表示で8分もかかっていると勘違いして、ペースアップ。途中であえなくオーバーペースで失速したそうです。

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August 03, 2013

Road to Maui 2013, 49days to a start

Img_1959
今から遡ること16年前、時は1997年8月31日、場所は北海道札幌。
真夏の大会、北海道マラソンに参加しました。
初めての遠征(要するに宿泊して大会出ただけですが)、家内は応援で一緒に来てくれました。
まさかこの時、今度のマウイマラソンで現実となる、「家内が走って僕が応援」は想像だにしませんでした。

大会前日の夕食、家内と一緒に北海道の海の幸に舌鼓を打ちましたが、やはり翌日のことを思うと今ひとつビールのピッチが進まなかったな。
一方、今朝マウイマラソンの大会本部から、前日のカーボルアウの最終案内のメールが届きましたが、僕は応援だから参加して、マイタイをいっぱい飲もうかな。


Img_1956_2当時の北海道マラソンは結構シビアーな大会で、制限時間が4時間、特に最初の5kmの関門が25分という厳しさ。
真駒内競技場をスタートして市街地に入る前の5km地点で関門に引っかかったら、何のためにわざわざ北海道まで来たのか。
僕の左腕にはマジックで、関門と時間が書いてあります。

40kmを過ぎた大通公園から、ゴールの中島公園までの沿道の凄い応援は今でも忘れません。
どんなに疲れていても、歩くことは許されない程の応援です。
そして、ゴールには家内が待っていてくれました。
今年のマウイは、ゴールして完走メダルをかけてもらっている家内と応援の僕の写真がいずれアップされると思います。


Img_1957大会の後は北海道のランニング仲間と一緒に、ススキノで大騒ぎ。
翌日の朝刊でダイアナ妃の事故のニュースを見たことが昨日のことのようです。

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July 25, 2013

Road to Maui 2013, 58days to a start

Maui
マウイマラソンに今年も参加します。
2006年に家内と初めて一緒に走り、今回が3回目のエントリー。
ただし走るのは家内だけ、僕は応援です。

今回は、愛車のロードバイク、「赤い流星号」が海を渡り、マウイの大地を走ります。
そして、エイドポイントで家内や他の参加者の応援を予定しています。

マウイマラソンは、私にとっては初めての海外レース、家内は初めてのフルマラソン。
二人にとって思い出深い大会です。
なにより、マウイの人のホスピタリティに大いに感動し、マウイの魅力の虜になるきっかけのレースでした。

底抜けに明るい沿道の人々の応援、太平洋の蒼い海、山に架かる虹を見ながら楽園のレースを楽しんでいるランナーを、赤い流星号で追走し応援したいと思います。


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July 17, 2013

Bernoulli's principle

Photo何気なく見た新聞のチラシに目がとまった。
自転車でも飛ばされない、「ベルヌーイの帽子」

学生の頃「流体力学」で学んだ、ベルヌーイの法則と関係があるらしい。
飛行機が飛ぶことが出来るのは、翼の上下で流体のスピードが異なる事により揚力が発生する。このベルヌーイの原理を利用した帽子らしい。
随分科学的なネーミングの商品だし、工学部出身の私としては、原理がとても気になるところだ。

チラシを読むと、帽子のつばに特殊な風の通り道を作ってあり、これがつばの上と下の風のスピードを変化させて、揚力(この場合は帽子を頭に押さえつける力)を生み出すらしい。

確かに原理は納得できるが、果たして確実に押さえつける力が出るのだろうか?
チラシの中の使用経験者はいいことばかり書いてあるけれど。
ネットの書き込みを見てみると、結構飛ばされたとの発言があって、まあ100%帽子が飛ばないと言うことではないらしい。

ヘルメットであごひもを締めて自転車に乗っている私としては、この帽子を買うことはないだろうけれど、この原理とネーミングはきっと忘れないと思う。
(456文字)

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July 02, 2013

3D printer

3d
3Dプリンターが話題だ。

昔「小学三年生」等の雑誌に、切り取って貼り合わせると、お城になったり自動車になる付録があって、とても楽しかったし、作った人はえらいなーと感心した記憶がある。

スキャナー撮影したデータで、自分そっくりのフィギアが3Dプリンターでできると聞いた時、鼻とか腕のパーツの型紙を印刷して、それを切り取り糊で貼り合わせるのだ思っていた。

写真の二次元データを、組み立てると三次元になる展開図に計算し印刷するプログラムが3Dプリンターの凄いところなんだろうと思っていた。

しかし、これはおじさんの大いなる勘違いだった。

世の中進んでいるぞ。 (271文字)


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June 26, 2013

Erie Gauge War

現在パソコンの世界では ワードの文章や写真のJPEGファイルもMacとwinの間ではほとんど変換作業をしなくてもそのまま読み取ることは可能です。
しかし、少し前まではなかなか大仰な作業が必要で、コンバートプログラムが必要だったり、フローッピーディスクでやりとりする際には、フォーマットの形式が違って読めないこともありました。
よく、データを渡す時に「すいません、私はMacを使っているのですが、大丈夫ですか?」と確認をしたものです。

一方、今私の勤めている病院では電子カルテを使っていますが、患者さんを他の病院に紹介する際に、カルテそのものをデータで渡す事はまだまだできていません。富士通や東芝などのメーカの電子カルテは独自のプログラムで互換性が全くないのが現状です。

また、同じ病院で電子カルテのシステムを他社のに入れ替えようと計画しても、データのコンバート作業の費用が莫大でとても現実的ではありません。

囲い込みのためでしょうが、データ変換費用で稼ぐなよと思わず嫌みの一つも出ます。
Photo
そんな折読んだコラムをご紹介。
イリーゲージ戦争
アメリカの鉄道黎明期に、ペンシルバニア州にイリーという町がありました。
この町には東のニューヨーク州からと西のオハイオ州から鉄道が通じており、交通の要でした。
ところが問題は東と西の鉄道会社の軌道の幅が異なるために直通列車がなく、乗客は皆この町で乗り換えを余儀なくされたのです。
乗客の利便性のため、線路の幅を統一する計画が企てられましたが、イリーの町の人の反対で進みませんでした。
なぜか、彼らは乗り換えの乗客からの、食堂の売り上げ、ポーターの手荷物料や、宿泊施設で生計を立てていたのです。
なるほどね。
(699文字)


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May 22, 2013

Uninsured

Photo自動車保険の収益が悪化している。
理由は、若者の車離れや、高齢運転者の事故増加などの構造問題に加え、高価な電子器機を使った部品が増えたための修理費高騰も原因となっている。
その結果として、保険料が上がり消費者にしわ寄せが来る。 (日経朝刊2013/05/21)

ただしこれは任意保険のことで、保険に入る・入らないは、運転者の自由意志である。
任意保険に入っていない恐ろしい車が街に増えることが懸念される。

実は、我が家の車も先日信号待ちで停車中に後ろから追突されたのだが、相手が無保険車だった。
不幸中の幸いで、怪我はなく物損事故の扱いですんだ。

ところが、その後とんだ問題が発生した。
私の車はsonyの自動車保険に入っているので、早速電話した。
Sony曰わく、こちらに過失がなく、相手が保険に入っていない場合は、sonyは関与できない。
すなわち、私自身が相手と直接交渉して修理代金を請求する必要があるとのこと。

何のための保険なんだ、
面倒な交渉を、保険会社に代行させるために保険に加入していると認識していたのに。
弁護士法の何条に抵触するとかsonyの担当者が説明していたが、そんなこと知るよしもない。
とんだ時間と労力と気遣いを使うことになってしまった。

いろいろ調べると、無保険で走っている車が約10-20%位あるそうだ。

これじゃ、事故を起こす相手が無保険でないこと祈りながら運転する必要がある。

世の中で最初に電話をつけた人が、誰もかける相手がおらず宝の持ち腐れになった話を思い出した。
(635文字)


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